既卒が大手企業に採用されるのは無理?ありがちな間違えた捉え方

昔は既卒者が職歴なしで大手企業に入るのはとても難しいと言われていました。

一旦大学を卒業した後は、どんな企業でどんな仕事をしてきたのかという「職歴」が重視され、職歴なしで就職活動をしても面接までたどり着けずに「門前払い」を喰らうケースが珍しくありませんでした。

 

しかしながら、近年は必ずしもそうとはいえない時代になってきたのです。結論から言えば、既卒でも大手企業への就職は十分に可能です。

「大手企業」と「既卒」の定義

まず最初に「大手企業」と「既卒」の言葉の定義から入っておきましょう。

ここでいう「大手企業」とは東証1部上場企業とします。また、「既卒」とは、大学卒業後に職歴がない20代中盤までの年齢の人とします

 

そもそも「東証1部上場企業=大手企業」という括りですら無理があるものです。

新卒の学生は、「知名度がある企業=大手企業」といった程度の認識で就職活動をしますが、例えば東証1部上場企業だけという括りで考えても、日本には現在約2000社あり、そのなかには従業員300名程度の会社から数万人の会社まで幅広く存在します。

従業員300名程度の会社でも、日本国内では十分に規模の大きい、大手企業なのです。

マッチングさえできれば既卒でも大手企業で内定が取れる

では早速、既卒から大手企業への就職について見ていきましょう。

就活の間違えた捉え方

そもそも就職活動は、従業員数万人の会社に入るのが難しくて、300人の会社に入るのは簡単といったような捉え方ができるものではありません

企業への就職を、大学受験の偏差値のような一つの尺度で捉えている新卒学生にありがちな捉え方ですが、企業への入社の難しさを大学受験と同じように捉えることはできません。

 

就職活動はそれぞれの企業との「マッチング」であり、偏差値70の優秀な人であれば全ての企業に内定が取れるというものではないのです。

 

こういったことから、千差万別な2000社の大手企業のなかから、しっかりと自分に合った企業を探し、うまくマッチングするよう準備すれば、既卒職歴なしでも「大手企業」への就職は十分に可能なのです。

既卒が大手に就職するにはどうすればいいのか

では既卒が大手企業で採用されるためには、どのようにすればよいのでしょうか。

空白期間の説明とポテンシャルのアピール

まずは何といってもポテンシャルのアピールです。

大手企業ほど、即戦力ではなく長期的に育成するという視点を持って採用する傾向があります。

即戦力にはなり得ないことはしっかりと認識し、「なぜ職歴がない期間を過ごしたのか」、しっかりと説明できるように履歴書をまとめましょう

 

空白期間に何をしていたのかということについては、必ずといっていいほど面接で訊かれることになります。

資格取得など明確な理由がある方はいいですが、大半はそうでないという方が多いと思います。

否定的に捉えられそうな理由だとしても、面接官がポジティブに捉えてもらえるよう、伝え方を工夫する必要は出てくるでしょう。

学歴は評価対象になる

そのうえで「一定以上の学力」を示す意味での「一定以上の学歴」はあるに越したことはありません

一般的に大手企業ほど分業体制が整っており、「狭く深く」な業務分担が多いとはよく言われがちですが、だからと言って入社後に覚えることが少ないなどといったことはありません。

 

幅広く業務を行なっている大手企業ほど、入社後に学ばなければならない範囲は広く、基礎的な学力も広く深く求められると捉えてください。

多忙な面接官に、一定以上の学力があることを短時間で証明するためには、学歴は有効です。

 

東証1部上場企業は歴史がある企業が多く、採用ノウハウも十分に蓄積、確立されている企業が多いです。

そういった会社に勤めている社員にとっては、それらの蓄積されたノウハウから外れたやり方は取りにくいという心理も働きます。

ほんの数十分の面接の印象だけではなく、長年かけて培われた評価の尺度として、学歴も十分考慮するという企業も多いでしょう。

 

こればかりは今からどうにかなるようなものでもありませんが、一定以上の学歴がある方であれば自信を持って臨むだけの価値はあります。

既卒の大手求人の探し方

大手企業の場合は、リクナビやマイナビなど、知名度のある就職支援会社のサイトに求人を出していることがほとんどです。

ハローワークや、小規模な就職支援会社だけにひっそりと求人を出しているなどといったことはほとんどありません。

リクナビネクスト、マイナビ転職、エンジャパンなどといった、大手就職支援会社の転職サイトはくまなくチェックしましょう。

最近は無数の転職サイトをまとめて検索できるようなアプリケーションもたくさん出ています。

昔と比べて求人は探しやすくなっていますので、根気強く探していきましょう。

現在は、まだまだ採用意欲旺盛な企業はとても多いです。

20代中盤までの年齢であれば、現在のこの景気という外的な要因も味方することでしょう。大手企業ほどポテンシャル重視の採用を行うことが多いということを踏まえ、諦めずに頑張ってください。

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